田宫 60321 1/32 スーパーマリン スピットファイア Mk.XVIe
全長=302 mm 写真はキットを組み立て、塗装したものです
【 水滴形キャノピーが全周視界を確保 】 第二次大戦でイギリスを救った傑作機スピットファイア。中でも大戦後半にイギリス空軍の主力戦闘機となったMk.IXのエンジンをアメリカ製のパッカード・マーリン266に換装したのがMk.XVI(16)です。その多くは20mm機関砲2門と12.7mm機銃2挺を搭載したEウイングと面積が拡大されたラダーを備えていました。生産途中から後方視界を改善した水滴形キャノピーが採用され、それに合わせて胴体後部の形状を変更。また多くの機体がコクピット前方の主燃料タンクに加え、後方にもタンクを増設していました。1944年9月から1945年7月頃までに1,054機が量産され、大戦中はヨーロッパ戦線に配備されてMk.IXとともに戦闘爆撃機として奮戦。戦後も本国のイギリス空軍では1950年代初めまで飛び続け、ベルギーやギリシャ空軍などでも使われました。
【 模型要目 】 スピットファイアMk.XVIe(16e)の1/32スケール、プラスチックモデル組み立てキットです。 ●全長302mm、全幅311mm。パッカード・マーリン266エンジンやEウイング、水滴形キャノピーなどローバックタイプのMk.XVIeの特徴を余すことなくモデル化。 ●タイヤの接地角度が地面に対し垂直となった主脚柱パーツも用意。 ●キャノピーは完成後も開閉できます。 ●エルロン、ラダー、エレベーターは可動式、フラップは上げ下げの状態を選べます。 ●アクセサリーとして30ガロン増槽と250ポンド爆弾2発をセット。 ●マーキングはイギリス空軍2種類とシルバーで塗装された戦後の練習部隊を用意。 ●搭乗員の人形は着座姿勢と立ちポーズの2種類をセット。