旅する日本語——方法としての外地巡礼

联合创作 · 2023-09-04 16:23

二〇〇九年~一一年、国際交流基金フェローとして立命館大学で客員研究員。カリフォルニア州スタンフォード大学東アジア言語文化科において博士号取得。現在、ハワイ大学マノア校東アジア言語文学部准教授。

専攻は近代文学・文化史から見た大日本帝国。特に植民地朝鮮と「不逞鮮人」を書いた作家・文化人について研究。

主な業績に「中西伊之助と大正期日本の「不逞鮮人」へのまなざし―大衆ディスクールとコロニアル言説の転覆」(『立命館言語文化研究』第二二巻第三号)、「植民地朝鮮の国境および国境警備文化」(三上聡太編『「外地」日本語文学研究論集』、「外地」日本語文学研究会、二〇一九年)、「「どうして、まあ殺されたんでしょう」夏目漱石、帝国、そして(反)植民地的暴力の「公然たる秘密」」(安倍オースタッド玲子ほか編『漱石の居場所―日本文学と世界文学の交差』所収、岩波書店、二〇一九年...

二〇〇九年~一一年、国際交流基金フェローとして立命館大学で客員研究員。カリフォルニア州スタンフォード大学東アジア言語文化科において博士号取得。現在、ハワイ大学マノア校東アジア言語文学部准教授。

専攻は近代文学・文化史から見た大日本帝国。特に植民地朝鮮と「不逞鮮人」を書いた作家・文化人について研究。

主な業績に「中西伊之助と大正期日本の「不逞鮮人」へのまなざし―大衆ディスクールとコロニアル言説の転覆」(『立命館言語文化研究』第二二巻第三号)、「植民地朝鮮の国境および国境警備文化」(三上聡太編『「外地」日本語文学研究論集』、「外地」日本語文学研究会、二〇一九年)、「「どうして、まあ殺されたんでしょう」夏目漱石、帝国、そして(反)植民地的暴力の「公然たる秘密」」(安倍オースタッド玲子ほか編『漱石の居場所―日本文学と世界文学の交差』所収、岩波書店、二〇一九年)「Colonizing Genres on the Imperial “Gaichi” (Outer Lands) : Taxonomic Anxieties, Mysterious Media Ecologie…

立命館大学大学院文学研究科修士課程修了、高麗大学校韓国語韓国文学科博士課程修了。立命館大学衣笠総合研究機構客員研究員を経て、現在、高麗大学校民族文化硏究院硏究敎授及び立命館大学コリア研究センター客員研究員。

専攻は韓国の近現代詩文学。特に鄭芝溶・李箱など朝鮮語・日本語で創作した詩人を中心に研究。

主な業績に「植民地体験と翻訳の政治学―『朝鮮詩集』に収録された鄭芝溶の作品を中心に」(『立命館言語文化研究』第三三巻第一号)、「打破界線的人們―以李箱及「風車詩社」為中心」(黃亞歷・陳允元編『共時的星叢』所収、原點出版、二〇二〇年)、「朝鮮における「近代文学」と日本語詩」(『現代詩手帖』第六二巻第八号)、「鄭芝溶―日本で活動した朝鮮人詩人」(和田博文ほか編『〈異郷〉としての日本』所収、勉誠出版、二〇一七年)など。

立命館大学国際関係学部卒業。大阪大学大学院言語文化研究科博士後期課程単位取得満期退学、博士(言語文化学)。二〇一九年~二〇二〇年、英国リーズ大学大学院英語英文学研究科にて客員研究員。現在、中京大学国際学部准教授。

専攻は英語圏文学、比較文学。カリブ海諸島及び朝鮮半島における(旧)植民者の文学、特にジーン・リースや森崎和江を中心に研究。

主な業績に「少年時代の断片化された記憶、そして〈原体験〉―三木卓の『ほろびた国の旅』を読む―」(伊勢芳夫編『「近代化」の反復と多様性:「東と西」の知の考古学的解体』所収、溪水社、 二〇二一年)、「トリニダードの「ごろつき」と新植民地主義―アール・ラヴレイスの『ドラゴンは踊れない』にみるスラム住民たちの闘争の記録―」(森有礼・小原文衛編『路と異界の英語圏文学』所収、大阪教育図書、二〇一八年)、「(旧)植民地で生まれ育った植民者―ジーン・リースと森崎和江」(『立命館言語文化研究』第二四巻第四号)など。

明治大学教養デザイン研究科博士後期課程。

専攻は日本統治期の台湾文学。特に日本詩歌との関わりを中心に研究する。

主な業績に「植民地台湾における啄木短歌の受容について」(池田功編『世界は啄木短歌をどう受容したか』所収、桜出版、二〇一九年)、『王白淵と日本大正詩壇との関わり―『蕀の道』の詩群における野口米次郎文学の受容』(『文史台灣學報』(第一一期)所収、国立台北教育大学)、「Taiwan’s literature received the world literature from the name of “surrealism” carried by the Windmill Poetry Society」(WEN-CHI LI 、PEI-YIN LIN共編 『Taiwanese Literature as World Literature』所収、Bloomsbury)などがある。

一九九六~一九九八年シカゴ大学留学。筑波大学大学院人文社会科学研究科文芸言語専攻修了。学術博士(文学)。現在、国立政治大学台湾文学研究所准教授兼所長。

専攻は日本近代文学、日本統治期日台比較文学、比較文化。日本女性文学、とくに田村俊子、真杉静枝、津島佑子を対象に研究。

主な業績に『帝国幻想と台湾 1871―1949』(共著、花鳥社、二〇二一年)、『我的日本:台湾作家が旅した日本』(共編訳、白水社、二〇一八年)、『真杉静枝與殖民地台灣』(聯經出版、二〇一三年)、「「青鞜」同人をめぐるセクシュアリティー言説」(『立命館言語文化研究』第二八巻第二号)など。

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