楢原拓 Taku Narahara

联合创作 · 2023-10-21

小学生の時に見たブロードウェイ・ミュージカル『ピーター・パン』(榊原郁恵主演、福田善之演出)に感銘を受け、舞台を志すようになり、16歳で初舞台を踏む。  高校3年生の時、友人に誘われ、ブーム真っ盛りの小劇場を初体験。その自由奔放さにカルチャーショックを受け、以後、小劇場演劇の世界にどっぷりハマる。  浪人生活の後、「芝居をやるために」早稲田大学に入学。最もプロ志向でスパルタと言われていた演劇研究会(劇研)の門をたたく。先輩劇団である「双数姉妹」と「東京オレンジ」に俳優として参加した後、1997年、「チャリT企画」を主宰。翌年の旗揚試演会を経て、劇研アンサンブル(内部劇団)として旗揚げ。大隈講堂裏を拠点に全公演の作(構成)・演出を務める。  劇研時代は「chari-T」というペンネームで、フリーエチュードからシーンを起ち上げる「構成演劇」の手法を用い、舞台装置が「動く・壊れる・回る」などの大掛かりな演出や時事問題を茶化した過激なチラシ・立て看板など、実験・パフォーマンス色の強い表現を特色としていた。  劇研独立後は一転して、書き下ろし戯曲による社会派群像喜劇の創作・上演が中心となる。憲法改正国民投票前日という近未来日本のコンビニを舞台にした『アベベのベ』では、2006年王子小劇場・佐藤佐吉演劇賞「優秀脚本賞」を受賞。また、実在の凶悪少年犯罪をモチーフに、死刑か更正かを巡って揺れ動く市民社会をスリリングに描いた『ネズミ狩り』では、2008年の同演劇賞「最優秀脚本賞」を受賞。  重苦しいテーマを鋭い人間観察とシニカルな社会批評の視線によって描きながら、それらを軽やかに笑い飛ばす独特な作劇・演出術は「ふざけた社会派」として定評がある。  また演出家としても、定期的に劇団内外の俳優を集めた演劇ワークショップを開催し、出身である早大劇研で培ったメソッドと、インプロ(即興)メソッドとを融合させた独自の方法により、俳優養成にも積極的に取り組んでいる。

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