波多正美 Masami Hata
日本のアニメーション監督、アニメーター。富山県出身。日本のTVアニメ黎明期から活動する古参の演出家である。主にサンリオの長編劇場作品を数多く監督していることで知られている。 日本統治時代の台湾・台北市生まれ。 多摩美術大学在学中に東京ムービーのTVアニメ『ビッグX』に応募し、アニメーター見習いとして入社。[1]これをきっかけに同大学を中退後、虫プロダクションのTVシリーズ『W3』にアニメーターとして参加した。『アンデルセン物語』『国松さまのお通りだい』等を手掛けたのち、虫プロスタッフが創立したマッドハウスに参加する。 その後、サンリオ映画のアニメーション部門で『チリンの鈴』『シリウスの伝説』『妖精フローレンス』などの長編フルアニメーション劇場作品の監督を歴任した。[2] 同部解散後は、同スタッフによるグルーパープロダクションの設立に参加した。サンリオキャラクターを起用したアニメ作品等を手掛けたのち、1996年頃に同プロダクションを解散。 以後はフリーランスを経て再びマッドハウスに戻り、『ねずみ物語 〜ジョージとジェラルドの冒険〜』『スティッチ!』『スティッチ! 〜いたずらエイリアンの大冒険〜』の監督を務めている。
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