京建辅 Kyou Kensuke
京 建輔(きょう けんすけ、1937年8月26日 - )は、京都府出身の作曲家、編曲家、クラリネット奏者。 本名は安野 健三。筆名の「京」は京都府出身であることに、「建輔」は次男の名前に由来する。 同志社大学工学部卒業。スウィング・ジャズの演奏活動を経て、作曲活動を開始する。以降、多くの歌謡曲(特に演歌)を編曲、古賀政男記念音楽大賞や藤田まさと賞などを受賞している。 1974年の映画『エスパイ』より映画・テレビの音楽を担当する。1977年の特撮テレビドラマ『快傑ズバット』の主題歌「地獄のズバット」では、当時小学生だった長男の「派手な音色がいいんじゃない」という意見をヒントにして、演奏に琵琶を用いている。1983年の特撮テレビドラマ『科学戦隊ダイナマン』の主題歌「科学戦隊ダイナマン」では当初提出したメロディーがNGとなり、当時小学生だった二人の息子に歌詞とテープを渡してメロディーを作らせたところ、長男は京のイメージと違わない曲を作ったが、次男は曲サビで「ダイ」を繰り返し、歌詞の「爆発」を一拍で叫んでいるのを聴いて「こちらの方がいける」と次男のアイディアを採用した。「ダイナマン」では「地獄のズバット」で琵琶を使用したため敢えて使用せず、区別するためにシンセサイザーで演奏している。 松平健のヒット曲「マツケンサンバ」は、「II」と「III」を宮川彬良が作曲したことで有名だが、第1作を作曲したのは京である。
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