中国文学における孤独感
孤独感の文学的表現が中国でいかなる展開と深化をとげたかを『詩経』はじめ屈原・阮籍・陶淵明・杜甫・李白などの作品の解読を通じて明らかにする.と共にこれは鮮明な切り口をもつ中国詩への誘いの書でもあって,文学とは人生をしみじみと味うためのものだという著者(一八九四―一九五九)の想いが全篇にみなぎっている. (解説 茂木信之)
斯波六郎(SHIBA Rokuro,1894—1959),日本汉学泰斗,广岛大学教授。时人以“京都的吉川幸次郎、东京的仓石武四郎、广岛的斯波六郎”三人并称。在《昭明文选》研究领域贡献卓著,被誉为日本“选学第一人”,撰有《﹤文选﹥诸本之研究》《中国文学中的孤独感》《陶渊明诗译注》等书。小尾郊一、冈村繁等日本汉学家皆出其门下。
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