赤と白
第25回小説すばる新人賞受賞作。
地方都市の、暗く病んだ人間関係を、これでもかというほど書き連らねている。
したがって、カタルシスなどとは無縁の小説で、読後感もよくない。しかし、書く姿勢に、愚直さとひたむきさがある。
北方謙三氏
みんな死ね、消えろ、いなくなれ
いますぐ誰かと話したかった。会話したかった。メールしたい。誰かとつながりたい。この世界に、自分はひとりじゃないのだと思いたい。
見わたす限り、すべてが雪で覆われている。
第19回日本ホラー小説大賞読者賞、第25回小説すばる新人賞ダブル受賞の大型新人!
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