ナルシスの祭壇
主人公は端正な美少年と美少女達。噎せ返るような怪異と退廃の意匠が散りばめられた矩形のキャンバスに繰り広げられる果てしない倒錯世界。平成耽美主義の貴公子が放つ待望の第二作品集。
山本タカト(ヤマモトタカト)
1960年1月15日秋田県に生まれる。1983年東京造形大学絵画科卒業後、アート系ギャラリーにて個展、企画展を数回開催。1991~93年“浮世絵ポップ”様式を試みる。1994年頃より“浮世絵ポップ”様式を発展させ洗練させた“平成耽美主義”様式を打ち出し、主に耽美小説、幻想小説、官能小説、時代小説などの挿絵の他、文芸誌や単行本などの表紙絵、広告用イラストレーションを描いている。1998年「山本タカト展~平成耽美館」(クリエイションギャラリーG8、銀座)開催。2001年「山本タカト展~瑠璃色覗窓」(HB gallery、表参道)。東京イラストレーターズ・ソサエティ会員、国際浮世絵学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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