生命式
死んだ人間を食べる新たな葬式を描く表題作のほか、著者自身がセレクトした脳そのものを揺さぶる12篇。文学史上、最も危険な短編集
「正常は発狂の一種」。何度でも口ずさみたくなる、美しい言葉。――岸本佐知子(翻訳家)
自分の体と心を完全に解体することは出来ないけれど、
この作品を読むことは、限りなくそれに近い行為だと思う。――西加奈子(作家)
常識の外に連れ出されて、本質を突きつけられました。最高です。──若林正恭(オードリー)
サヤカ・ムラタは天使のごとく書く。人間のもっともダークな部分から、わたしたちを救い出そうとするかのように。強烈で、異様で、生命感あふれる彼女の作品は、恐ろしい真実を見せてくれる。ふと思うだろう――他の本を読む必要があるのか、と。
――ジョン・フリーマン(「フリーマンズ」編集長)
村田沙耶香(むらた さやか)
1979年出生于日本千叶县,毕业于日本玉川大学文学系艺术文化专业。2003年,处女作《哺乳》获得第46届群像新人文学奖优秀作品。2009年,《银色的歌》获得第31届野间文艺新人奖。2012年,“思春小说”《白色的街、那种骨头的体温》获得第26届三岛由纪夫奖。2016年,基于作者自身经历创作的话题性小说《人间便利店》获得第155届芥川龙之介奖。
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