東京日和
絶筆を含む夫人の最後のエッセイに、あざやかな光に満ちた写真を捧げて。二人三脚の人生の、幸福な終結。新盆までの夫の日記、未発表作品多数を併録。
荒木経惟:1940年5月25日東京生まれ。71年、妻との新婚旅行を写した「センチメンタルな旅」で、写真家としてデビュー。以降、国内のみならず、海外各国からも高い評価を受け続けている。著書に「東京物語」(平凡社)「センチメンタルな旅、冬の旅」(新潮社)、「写狂人日記」(スウイッチ書籍出版社)他多数。
荒木陽子:1947年5月17日東京生まれ。71年7月7日、荒木経惟と結婚。小説家、エッセイストとして活躍するが、90年1月27日、子宮肉腫にて他界、享年43歳。夫との共著で「愛情生活」(白夜書房)、「愛情旅行」(マガジンハウス)、「東京は、秋」、「10年目のセンチメンタルな旅」(筑摩書房)他がある。
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