関根くんの恋 1

内容紹介

◆世にも稀なる残念な男

関根圭一郎、三十路。仕事が出来て男にも女にもモテるイケメンエリートだが、

「鈍感・受け身・器用貧乏」の三重苦がたたって、どこかピントのずれた人生を送ってきた。

一念発起した関根君が向かったのは、小さな手芸用品店。

編み目を数えるうちに思い出すのは、過去の忌まわしい記憶と、数音先輩の細い細い身体の感触……!?

そして出会った手芸屋の孫娘・サラ。ついに関根くんの恋が始まる……かも。

◆マンガ界のアンファン・テリブル、河内遙が描く「三十路男の恋と受難の日々」。

2009年、「河内遙デビュー・4社合同フェア!」で颯爽とマンガ界に登場した河内遙。

続く2010年は「河内遙5社リレーフェア!」開催と快進撃を続け、更なる人気と注目を一身に集めている。

読めば読むほど虜になる独創派・河内遙、待望の最新刊!

9月6日生まれ。東京都出身。2001年、「アックス」にて『ひねもすワルツ』でデビュー。以後、オリジナリティあふれる表現力とストーリーテリングで注目を集める、マンガ界期待のアンファンテリブル。現在、女性誌を中心に幅広く活躍中。著書に『ケーキを買いに』(太田出版)、『河内遙 時代短編集 チルヒ』(小池書院)、『ラブメイク』(原案:黒染蓮、協力:ドクターシーラボ/集英社)、『へび苺の缶詰』『夏雪ランデブー』(祥伝社)がある。『縁側ごはん』(芳文社)、『はてなの花』(集英社)、『真空片戀パック』(白泉社)が刊行予定。