火焔の凶器

殺人か。呪いか。人体発火現象の真相は? 安倍晴明と同時代に生きた平安時代の陰陽師・蘆屋炎蔵の墓を調査した大学准教授が、不審な死を遂げる。死因は焼死。火の気がないところで、いきなり身体が発火しての死亡だった。殺人。事故。呪い。さまざまな憶測が飛び交う中、天医会総合病院の女医・天久鷹央は真実を求め、調査を開始する。だが、それは事件の始まりに過ぎなかった……。現役の医師が描く本格医療ミステリー!

知念实希人（Mikito Chinen）

1978年生于日本冲绳县。日本内科学会认定医生、小说家。2011年凭借《螺旋手术室》获得福山推理文学新人奖，2012年正式以作家身份出道。代表作有《暗黑医院：消失的病患》《抱住我崩溃的大脑》等。