秋期限定栗きんとん事件 下
ぼくは思わず苦笑する。去年の夏休みに別れたというのに、何だかまた、小佐内さんと向き合っているような気がする。ぼくと小佐内さんの間にあるのが、極上の甘いものをのせた皿か、連続放火事件かという違いはあるけれど…ほんの少しずつ、しかし確実にエスカレートしてゆく連続放火事件に対し、ついに小鳩君は本格的に推理を巡らし始める。小鳩君と小佐内さんの再会はいつ―。
米泽穗信,1978年生于岐阜县。2001年,以《冰菓》获得第五届角川校园小说大赛“青春推理&恐怖部门”鼓励奖出道。2011年,凭《折断的龙骨》获得了第64届日本推理作家协会奖。2014年,凭《满愿》获得第27届山本周五郎奖。其他的著作还有《再见了,妖精》《追想五断章》《王和马戏团》等。
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