伽藍堂の殺人 ~Banach-Tarski Paradox~
メフィスト賞受賞シリーズ、早くも第四弾!
警察庁キャリアの宮司司は、大学院生の妹・百合子とともに
宗教施設として使われた、二つの館が佇む島――伽藍島を訪れる。
島には、数学界史上最大の難問・リーマン予想の解法を求め、
天才・善知鳥神や、放浪の数学者・十和田只人も招待されていた。
不吉な予感を覚える司をあざ笑うかのように、講演会直後、
招かれた数学者が姿を消し、死体となって発見される。
だが、その死体は、瞬間移動したとしか思われず……?
張り巡らされた謎が一点に収束を始める、シリーズの極点!
评论