戦後日本の「革新」勢力
五五年体制下で保守・自民党に対抗して「革新」と呼ばれた左派政治勢力の実態はいかなるものだったのか。そして「革新」勢力の中心であった社会党・総評が政権交代を実現できなかった要因は何か。本書では社会党の消長をその支持基盤とともに分析し、さらに公明党・民社党の保守への接近、共産党の孤立など、戦後「革新」勢力の対立と分裂に至る構造的な問題を解明しつつ、安全保障や福祉政策での「革新」の役割についての通説を再検討する。
及川智洋(おいかわ・ともひろ)
1966年 岩手県北上市生まれ。
1990年 東北大学法学部法学科卒業。
朝日新聞社勤務。
2016年 放送大学大学院修士課程修了。
法政大学大学院政治学研究科博士後期課程入学。
朝日新聞社退職。
2019年 法政大学大学院政治学研究科修了。博士(政治学)。
現 在 法政大学非常勤講師(政治学)。
著 書 『左翼はなぜ衰退したのか』祥伝社新書,2014年。
論 文 「再考・非武装中立論――日本社会党と朝日新聞」法政大学『法學志林』第782号,2018年。
「沖縄振興体制の政治史――山中貞則と「償いの心」」法政大学『法學志林』第789号,2020年,など。
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