鹿鳴館
明治19年の天長節に鹿鳴館で催された大夜会。恋と政治の渦中に、交錯する愛憎、暗殺の企み、裏切り。乱舞する四人の男女が巻き込まれていく運命は――。〈はじめて書いた俳優芸術のための作品〉と三島が言った表題作。他に「怪物的女性」が登場する嫉妬劇「只ほど高いものはない」、六世中村歌右衛門のために書かれた「朝の躑躅(つつじ)」などを収録。自作解題付。
三岛由纪夫
(1925—1970),日本传统文学的骄子,被誉为日本“海明威”,多次被诺贝尔文学奖提名。美国的日本文学研究权威唐纳德·基恩认为三岛是“世界上无与伦比的天才作家”。这位日本文坛的异类,一生崇拜殉教式的死亡,他短短一生竭尽全力用文字诠释着美的多元性。
译者陈德文,江苏邳县人,南京大学教授。1965年毕业于北京大学东语系日本语专业,1985年赴早稻田大学学习和研究,现为日本爱知文教大学专任教授。翻译出版日本文学名家名著多种。
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