楽園とは探偵の不在なり
二人以上殺した者は"天使"によって即座に地獄に堕とされるようになった世界。細々と探偵業を営む青岸焦は「天国が存在するか知りたくないか」と大富豪・常木王凱に誘われ、常世島を訪れる。そこで彼を待っていたのは、起きるはずのない連続殺人事件だった。
上智大学卒。2016年、『キネマ探偵カレイドミステリー』で第23回電撃小説大賞メディアワークス文庫賞を受賞してデビュー。他の著書に『私が大好きな小説家を殺すまで』『夏の終わりに君が死ねば完璧だったから』『詐欺師は天使の顔をして』『恋に至る病』など多数。他に、漫画原作やボイスドラマ脚本も担当するなど幅広く活躍している。
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