日中歴史和解の政治学

联合创作 · 2023-10-09 11:10

敗戦で焦土と化した日本。戦争終結に伴い、日本の植民地支配から解放された中国。1972年に日中国交正常化により、日本と中国は新たな関係を結び共に歩み始めるはずだった――。それから50年、日本と中国の歴史認識をめぐっては深い断絶があり、それが日中間の政治・外交に大きな影響を及ぼしている。そもそも両国の「歴史認識」の溝はどう生まれ、どのように広まったのか? そしてなぜここまで膠着化した状態となってしまったのか? 日本と中国、米国の当時の外交資料を駆使して、歴史認識問題の根を掘り起こしていく。本書は、日本と中国が真の意味で「歴史和解」を果たすために、そして日中関係を再考するためのこれからの必読書となるだろう。

王 広涛(おう こうとう)

1986年中国山東省生まれ。2017年名古屋大学大学院法学研究科(国際法政専攻)博士課程修了、比較法学博士。愛知大学国際中国学研究センター研究員(PD)を経て、現在は復旦大学国際問題研究院日本研究センター准教授。専攻は日中関係史、日本政治外交史、東アジア国際関係論。

主な著者・論文に『冷戦後日本的国内政治與外交政策』(中国語単著、上海人民出版社、2019年)、「中国におけるグローバル・ガバナンスの論理」(愛知大学『国研紀要』2021年、158号)、「中国における「南京大虐殺」の記憶と忘却」(『中国21』2018年、47号)、「研究機関誌の論調からみる中国の対日政策」(高橋五郎編著『新次元日中関係』、日本評論社、2017年)、「関於中日歴史和解的思考:以寛容與反省、記憶與忘却為分析框架」(『日本学刊』2019年、第6号)、「...

王 広涛(おう こうとう)

1986年中国山東省生まれ。2017年名古屋大学大学院法学研究科(国際法政専攻)博士課程修了、比較法学博士。愛知大学国際中国学研究センター研究員(PD)を経て、現在は復旦大学国際問題研究院日本研究センター准教授。専攻は日中関係史、日本政治外交史、東アジア国際関係論。

主な著者・論文に『冷戦後日本的国内政治與外交政策』(中国語単著、上海人民出版社、2019年)、「中国におけるグローバル・ガバナンスの論理」(愛知大学『国研紀要』2021年、158号)、「中国における「南京大虐殺」の記憶と忘却」(『中国21』2018年、47号)、「研究機関誌の論調からみる中国の対日政策」(高橋五郎編著『新次元日中関係』、日本評論社、2017年)、「関於中日歴史和解的思考:以寛容與反省、記憶與忘却為分析框架」(『日本学刊』2019年、第6号)、「軍工利益集団與日本的安全政策」(『世界経済與政治』2017年、第12号)他多数。

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