朝鮮燕行使と朝鮮通信使
中国への使節494回、日本への使節12回 —— 桁違いの巨大外交ルートが映し出す、しられざる東アジア世界の構造とは。琉球の位置づけや、日朝中知識人の学術交流、洪大容の中国行などを手がかりに、朝貢-冊封体制論をこえて東アジア国際関係の実像を浮び上がらせた、燕行使研究の決定版。
夫马进,日本京都大学文学部教授,主要研究中国明清社会史与东亚关系史。著有《中国善会善堂史研究》、《燕行使与通信使》(韩文)。主编有《燕行录全集日本所藏篇》、《增订使琉球录解题与研究》、《中国东亚外交交流史研究》。代表性论文有《明清时期的讼师与诉讼制度》、《讼师秘本的世界》、《朝鲜通信使对日本古学的认识—兼及朝鲜燕行使对清朝汉学的理解》。曾获日本学士院奖。
评论