大きな森の小さな密室
会社の書類を届けにきただけなのに。森の奥深くの別荘で幸子が巻き込まれたのは密室殺人だった。閉ざされた扉の奥で無惨に殺された別荘の主人、それぞれ被害者とトラブルを抱えた、一癖も二癖もある六人の客。名探偵は幸子、ではなく偏屈な老人?! ……表題作をはじめ、死亡推定時期は150万年前! 抱腹絶倒の「更新世の殺人」など7編を収録。ミステリお馴染みの「お題」を一筋縄ではいかない探偵たちが解く連作集。(単行本版タイトル『モザイク事件帳』を文庫化・改題)
小林泰三
1962年生於京都,大阪大學基礎工程研究科碩士。1995年以〈玩具修理者〉獲日本恐怖小說大獎短篇部門出道,本作亦改編為電影。從事研究開發工作之餘,持續發表作品。創作路線橫跨推理、恐怖和科幻。2012年以科幻長篇《天獄與地國》獲得日本星雲獎。2014年長篇《謀殺愛麗絲》,獲得啓文堂大獎(文藝書部門),2017年再次以《奧特曼F》(暫譯)榮獲日本星雲獎。
尚著有:《腦髓工廠》、《謀殺愛麗絲》、《謀殺克拉拉》等多部作品。
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