祟り火の一族
殺したはずの女が蘇り、のっぺらぼうが林に立つ。
包帯男に語り聞かせる怪談に興味をもった劇団員の明爽子は、刑事の浜中と探偵の海老原を巻き込んで、捜査に乗り出した。
舞台となった廃鉱山では、連続殺人が起きていたと判明。
解き明かされる真実から、火に祟られた一族の宿命が浮かび上がる
埼玉県生まれ。2005年、島田荘司氏との共著により『天に還る舟』を上梓。2008年『十三回忌』で、単独デビューを果たした。
スケールの大きなトリックと、どんでん返しを得意とする。
著書に『武家屋敷の殺人』『龍の寺の晒し首』『綺譚の島』など。趣味はリバーカヤックと散歩。
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