NO.6(3)
内容説明
人類の叡智を集めた未来都市《NO.6》。そこで未来を約束された超エリートとして育った紫苑は、12歳の誕生日の嵐の夜、「ネズミ」と名乗る傷付いた少年を匿ってから、運命が急旋回。犯人隠匿の罪に問われ、特別待遇を剥奪される。4年後、紫苑の周りでは、奇怪な事件が起こり始めた…。どうしてあの夜、ぼくは窓を開けてしまったんだろう? あさのあつこの大ヒット近未来SF小説を、新鋭・木乃ひのきが完全コミカライズ。紫苑とネズミ、2人のあまりに過酷な青春が幕を開ける…!
聖都市《NO.6》を追われ、暴力・混沌の街、西ブロックで、ネズミとともに暮らしはじめた紫苑。この地でたくましく生きるイヌカシや力河と出会い、慣れないながらも懸命に生きようとする。一方《NO.6》では、紫苑を探しにいこうとする沙布に、魔の手が迫っていた……! 物語はさらに疾走する第3巻!
著者について
木乃ひのき
6月12日生まれ、長野県出身、O型。
2008年『カクテル』で「月刊コミックavarus」よりデビュー。
現在同誌にて、『せんがく』(原作/日日日)を連載中。
シャープな絵柄で、ギャグシーンも切ないシーンもこなし、
人気急上昇中の若手漫画家。
あさのあつこ
岡山県出身。青山学院大学卒業。小学校の臨時教諭を勤めたのち、作家デビュ ー。1997年、『バッテリー』で野間児童文芸賞を受賞。児童文学から時代小説まで意欲的な執筆活動で、幅広い世代からの支持を得ている。
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