金元時代の華北社会と科挙制度
6世紀末に端を発し11世紀に制度的に確立した科挙制度は、万人に開かれた栄達の道として、広範な地方知識人層=「士人層」を生み出し、中国社会を規定しつづけてきた。その科挙の歴史の中で絶えず問題とされた南北格差はいかに生まれ、どのような文化的・社会的・経済的意味を持ってきたのか。中国史研究のこの大きなテーマに対し、多くの民族=征服者との接点をなした華北社会の独自の姿に注目し、特に12~14世紀の金代やモンゴル支配の時代に焦点を当てて、南方の漢人社会とは異なる実像を描こうとする雄大な研究。広範な碑刻史料を渉猟し、新しい大量の文献史料を収集・精査して、宋代以降の中華地域における金元時代の意義を問う力作。
饭山知保,日本东京人。2007年,获得早稻田大学博士学位,现任早稻田大学高等研究所招聘研究员,主要从事金元史、中国华北社会史研究。2003—2005年,任中国社科院研究生院高级进修生。2008—2009年,在美国哈佛燕京学社从事博士后研究工作。2016年2—3月,在美国耶鲁大学访学。曾在日本、中国、美国、韩国等国家参加过多次学术交流活动,精通英文、中文,具备韩语、法语、蒙古语文献的阅读能力。出版专著『金元時代の華北社会と科挙制度―もう一つの「士人層」―』(早稲田大学出版部,2011年),以日文、中文、英文在《史学杂志》、《东洋史研究》、《东洋学报》、《中国史研究》、《元史论丛》、The Journal of Song-Yuan Studies、Asia Major、The Journal Performative Humanities等中外学术刊物上...
饭山知保,日本东京人。2007年,获得早稻田大学博士学位,现任早稻田大学高等研究所招聘研究员,主要从事金元史、中国华北社会史研究。2003—2005年,任中国社科院研究生院高级进修生。2008—2009年,在美国哈佛燕京学社从事博士后研究工作。2016年2—3月,在美国耶鲁大学访学。曾在日本、中国、美国、韩国等国家参加过多次学术交流活动,精通英文、中文,具备韩语、法语、蒙古语文献的阅读能力。出版专著『金元時代の華北社会と科挙制度―もう一つの「士人層」―』(早稲田大学出版部,2011年),以日文、中文、英文在《史学杂志》、《东洋史研究》、《东洋学报》、《中国史研究》、《元史论丛》、The Journal of Song-Yuan Studies、Asia Major、The Journal Performative Humanities等中外学术刊物上发表论文数十篇。