呪縛伝説殺人事件
栃木県の片田舎に小さな村があった。その村には<アヤの祟り>という言い伝えがあり、アヤという名の女性が村に入ると災いが起こるというものだった。現在、村は<梅屋敷>と<藤屋敷>の二つの家を中心に動いていた。東京から家に戻ってきた<梅屋敷>の跡取り和壱が密室内で拳銃自殺をした・・・・・・。
羽純未雪(うずみ・みゆき)
埼玉県生まれ。作品は、2005年に長編『碧き旋律の流れし夜に』、2018年に短編「月に告げる」(『忍者大戦 赤ノ巻』収録)がある。本格ミステリ作家クラブ会員。
二階堂黎人(にかいどう・れいと)
1959年東京都生まれ。90年、第1回鮎川哲也賞で『吸血の家』が佳作入選。92年の『地獄の奇術師』でデビュー。主な著書に、名探偵二階堂蘭子を主人公にした『悪霊の館』や世界最大の本格推理小説『人狼の恐怖』4部作、水乃サトルを主人公にした『智天使の不思議』、幼稚園児ハードボイルドの『私が捜した少年』などがある。最新作は、『巨大幽霊マンモス事件』など。
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