ロード・エルメロイII世の事件簿 6

联合创作 · 2023-10-12 07:18

「人がつくりだした、極小の死後の世界。それこそが墓である」

ついに、物語は『彼女』の故郷に至る。

半年前、ライネスとロード・エルメロイⅡ世は、第五次聖杯戦争で勝利する手がかりを得るため、とある辺境の墓地を訪ねていた。だが、一見平凡な墓地と村には奇妙な掟(ルール)と謎が秘められており、そこで遭遇した事件と人々が、後々までふたりを縛り付けることとなったのだ。

黒い聖母。ブラックモアの名を継ぐ一族。

灰色のフードで顔を隠した、寡黙な墓守の少女。

そして、時計塔と並び称される魔術協会のひとつ——アトラス院の院長が姿を現したとき、事件は真に変転する。

死と生、過去と現在が交錯する『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿』、第零幕にして第四幕、ここにスタート。

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