中国初期禅思想の形成
思想・文献・言語の研究の手法・視点を用いて「文献としての思想」から「生の思想」に近づき、仏教という外来思想・宗教から出発した禅がどのように中国人の思想・宗教として形成されていったのかを明らかにする。
古勝 亮
1977年、福岡県生まれ。東京大学文学部美術史学科卒業。京都大学大学院文学研究科中国哲学史専修修士課程修了。同博士後期課程研究指導認定退学。京都大学・大谷大学・岡山大学等にて非常勤講師。専攻は中国禅思想史。主要論文は、「『二入四行論』雑録第一の話者」(本書所収)など。2017年没。
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