世界は尻尾でできている
『半獣人』と人間が共存するようになった現代 ――。
公務員で半獣人の生活をサポートする伊織は本気の恋愛ができず、セフレで性欲を発散するゲイ。
突然孤児となった半獣人・凜久と一緒に会いに行った相手は、凜久と同じ絶滅寸前の日本オ オカミの半獣人・強羅だった。
「子供の前でセクハラするとはね」思わず強羅の尻尾を触ってしまった伊織に、人気小説家の彼がニヤリと笑いかけ...!! 野性味があって気さくな彼は伊織のタイプど真ん中だった。ノンケで獣人だから望みなんてないと伊織は言い聞かせるが...。
「アンタやっぱいい匂いだな」急に密着してクンクンする強羅。“やらしー匂い"だと言われて動揺する伊織は、首筋を噛まれて感じてしまい―...!?
1人ぼっちの彼らが織りなすモフモフ胸キュンストーリー!!
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