このあたりのもの～禍（わざわい）の時、狂言三代の見つめる遠い未来～ (2020)认领

　　和泉流野村家の３代、狂言師の野村万作（89歳）、萬斎（54歳）、裕基（ゆうき20歳）を、映画監督の犬童一心氏が追ったドキュメンタリー。 　　2020年の夏。裕基は狂言の未来を担う大事な舞台を務めることになった。一人四役を演じる「奈須与市語」。父・萬斎と祖父・万作による稽古が続く。一門のために、劇場の芸術監督として、コロナ禍の舞台芸術を模索する萬斎。戦時中の苦難をふまえ現在の心境を語る万作。そして迎えた裕基の晴れ舞台。果たして…？ 三代それぞれの肉体の存在感と動きのディテールが伝わる、8Kらしさを生かした新しいドキュメンタリー。