蔣介石の書簡外交 上巻

联合创作 · 2023-10-12 23:58

日中戦争下、蔣介石は連合国の指導者たちと多くの書簡を交わしている。風雲急を告げる国際情勢のなかで彼は外交でも戦った。それぞれの思惑と各国首脳との駆け引きはどのようなものだったのか。中国はどのように扱われたのか? 両者の思惑から日本はどうなったのか。残された書簡と日記を分析し、蔣介石の多角的な外交を明らかにする。

麻田 雅文(あさだ・まさふみ)1980年東京生まれ。2010年 北海道大学大学院文学研究科歴史地域文化学専攻スラブ社会文化論専修博士課程単位取得後退学。博士(学術)。専門は東アジア国際政治史。現在、岩手大学人文社会学部准教授。著書に『中東鉄道経営史―ロシアと「満洲」1896-1935』(名古屋大学出版会、2012)、『シベリア出兵』(中公新書、2016)、『日露近代史』(講談社現代新書、2018)などがある。第8回樫山純三賞受賞。

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