中国の近現代史をどう見るか
中国の近現代史をどう見るか.この大きな問いに答えるには、欧米を中心に展開するグローバルな世界史との相互の変容過程を視野に入れることが必要だ.外部からの強い軍事的、政治的、経済的な圧力の下、中国はどう変わり、どう変わろうとしてきたのか.清末の嘉慶帝から習近平まで、「二〇〇年中国」という独自の視角から、中国の歴史的ダイナミズムの源泉をさぐる.
西村成雄(にしむら しげお)
1944年生まれ
1966年大阪外国語大学外国語学部卒業.1969年東京都立大学大学院修士課程修了.法学博士(立命館大学).大阪外国語大学,大阪大学,放送大学をへて,
現在―送大学客員教授・大阪大学名誉教授
著書―『中国近代東北地域史研究』法律文化社,『中国ナショナリズムと民主主義』研文出版,『張学良』岩波書店,『20世紀中国の政治空間』青木書店
編著・共著―『現代中国の構造変動・第3巻・ナショナリズム』東京大学出版会,『中国外交と国連の成立』法律文化社,『党と国家』岩波書店,『20世紀中国政治史研究』放送大学教育振興会,『中国の国家体制をどうみるか』汲古書院
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