戦後日本の中国観
巨大な隣国、中国。その政策、対外行動、国内で起こる事件は時に理解しがたいものと映る。私たちは、この隣国をどのように捉えるべきか。本書は戦後の中国近現代史研究の歴史をひもとき、日本の中国観に迫る。
小野寺史郎
1977年岩手県生まれ。東北大学文学部卒業。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。京都大学人文科学研究所附属現代中国研究センター助教、埼玉大学教養学部准教授などを経て、現在、京都大学大学院人間・環境学研究科准教授。専門は中国近現代史。著書に『国旗・国歌・国慶――ナショナリズムとシンボルの中国近代史』『中国ナショナリズム――民族と愛国の近現代史』、共著に『中国と東部ユーラシアの歴史』などがある。 --このテキストは、tankobon_hardcover版に関連付けられています。
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