探偵小説論序説
探偵小説原理論の決定版!本格ミステリの隆盛と転換を見据える。
====目次====
1.探偵小説の構造
形式論
世界論
役柄論
群衆論
動機論
探偵論
推理論
物語論
読者論
象徴論
叙述論)
2.付論 現象学的小説論へ
(外部
知覚
還元
物語)
笠井 潔(カサイ キヨシ)
1948年東京生まれ。79年にデビュー作『バイバイ、エンジェル』で第6回角川小説賞を受賞。以降『サマー・アポカリプス』『薔薇の女』他、矢吹駆を主人公としたシリーズなど数多くの小説を発表する傍ら、精力的な評論活動を展開。98年『本格ミステリの現在』編纂で第51回日本推理作家協会賞受賞。2003年の第3回本格ミステリ大賞では『オイディプス症候群』で小説部門を、『探偵小説論序説』で評論・研究部門をダブル受賞。
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