探偵小説論〈II〉

联合创作 · 2023-10-06 02:09

探偵小説第二の波が大量死の現実により喚起されたとすれば、綾辻行人を嚆矢とする第三の波は何により呼び起こされたのか? 綾辻行人、法月綸太郎、山口雅也らによる現代本格ムーブメントの文学的意義を確定する。

===============================

【目次】

序章 螺旋状の回帰

第1章 世界戦争の小説形式

第2章 戦後探偵小説の盛衰

第3章 「幻影城」の時代

第4章 冒険小説運動の地平

第5章 第三の波の胎動

第6章 大量生と空虚な死

第7章 叙述トリックの探求

第8章 後期クイーン的問題

第9章 第三の波の前線

第10章 構築なき脱構築を超えて

笠井 潔(カサイ キヨシ)

1948年東京生まれ。79年にデビュー作『バイバイ、エンジェル』で第6回角川小説賞を受賞。以降『サマー・アポカリプス』『薔薇の女』他、矢吹駆を主人公としたシリーズなど数多くの小説を発表する傍ら、精力的な評論活動を展開。98年『本格ミステリの現在』編纂で第51回日本推理作家協会賞受賞。2003年の第3回本格ミステリ大賞では『オイディプス症候群』で小説部門を、『探偵小説論序説』で評論・研究部門をダブル受賞。

浏览 1
点赞
评论
收藏
分享

手机扫一扫分享

编辑 分享
举报
评论
图片
表情
推荐
点赞
评论
收藏
分享

手机扫一扫分享

编辑 分享
举报